Vistaのブートローダーを使用してFreeBSDを起動する。 [FreeBSD]
FreeBSD8.0-RC3をインストールしたばかりなのに、
本日、FreeBSD8.0-RELEASEがリリースされてました。
少し待っていれば良かった・・・。
近々アップデートしようっと。
さて、前回の続きです。
VistaとFreeBSDのデュアルブートの方法として、
Vistaブートローダーを使用してFreeBSDを起動するようにしました。
この方法は、Windows 7と他のOSとのデュアルブートにも
使用できると思います。
以下、手順です。
本日、FreeBSD8.0-RELEASEがリリースされてました。
少し待っていれば良かった・・・。
近々アップデートしようっと。
さて、前回の続きです。
VistaとFreeBSDのデュアルブートの方法として、
Vistaブートローダーを使用してFreeBSDを起動するようにしました。
この方法は、Windows 7と他のOSとのデュアルブートにも
使用できると思います。
以下、手順です。
- FreeBSDの/boot/boot1を取得する。 USBメモリを使用して、/boot/boot1をコピーし、
- Vistaのブートローダーの設定 Vistaでは、ブート関係の設定を行うbcdeditコマンドを使用して、
Vistaから認識できる場所にコピーします。
まず、PLoP Boot Managerを使用して、FreeBSD8.0-RC3を起動します。
FAT32(またはFAT16)でフォーマットしてあるUSBメモリをPCに指します。
FreeBSD8.0-RC3/amd64では、デフォルトでUSBメモリに対応しているようです。
FreeBSDが認識すると以下のようなメッセージが表示されます。
(もちろん /var/log/messages にも書かれる。)
Nov 25 21:48:12 Athron64x2BSD kernel: da0 at umass-sim0 bus 0 target 0 lun 0
Nov 25 21:48:12 Athron64x2BSD kernel: da0: Removable Direct Access SCSI-2 device
Nov 25 21:48:12 Athron64x2BSD kernel: da0: 40.000MB/s transfers
Nov 25 21:48:12 Athron64x2BSD kernel: da0: 3829MB (7843838 512 byte sectors:255H 63S/T 488C)
da0で認識されたようなので、マウントポイントとなるディレクトリを作成しマウントします。
# mkdir /mnt/usbmem
# mount_msdosfs /dev/da0s1 /mnt/usbmem/
/boot/boot1をUSBメモリにコピーします。
# cp /boot/boot1 /mnt/usbmem
USBメモリをアンマウントします。
# umount /mnt/usbmem
ブートメニューにFreeBSDを追加し先ほどの/boot/boot1を
呼び出すように設定します。
Vistaを起動しコマンドプロンプトを管理者権限で開きます。
ブートローダーに新しいエントリーを作成します。
ここで表示される数桁の文字列($ID)は、作成されたエントリーを
識別するものなのでメモしておきます。
c:¥>bcdedit /create /d "FreeBSD" /application bootsector
$IDを引数として与えて作成したエントリーをブートデバイスとして設定します。
c:¥>bcdedit /set {$ID} device boot
ブートローダーから呼び出すプログラム(/boot/boot1)を設定します。
ここでは、FreeBSDの/boot/boot1をCドライブの直下に
ファイル名を"freebsd.boot1"としてコピーした例です。
c:¥>bcdedit /set {$ID} path \freebsd.boot1
作成したエントリをブートメニューの一番上に表示するようにします。
c:¥>bcdedit /displayorder {$ID} /addfirst
Vistaブートメニューでのデフォルトの選択肢として設定します。
c:¥>bcdedit /default {$ID}
上記を実行したあとUSBメモリからFreeBSDから持ってきた/boot/boot1を
設定したとおりに(C:\freebsd.boot1)コピーします。
再起動すると、ブートメニューにFreeBSDが追加され、
エンターキーで選択するか30秒待っていると
FreeBSD8.0-RC3が起動するようになりました。