EclipseでGlassFish [Java]
Java EE の開発環境としてNetBeansを利用する例は、沢山見かけるけど、Eclipseを利用する例は、あまりない。あっても、情報が古い。
なので、少し古い情報であるOracleの寺田さんのプログの「GlassFishとEclipseの連携方法について」を参考にして、現時点での最新版を利用して環境構築をしてみた。
利用するもの
前提
手順
「Server」パースペクティブを追加する。
Eclipseのメニューより[Window] -> [Open Perspective] -> [Other...]と選択し、パースペクティブ選択ウィンドウを開き、「Java EE (default)」を選択する。
「Server」パースペクティブにGlassFishを追加する。
「Server」パースペクティブから、右クリックで[新規] -> [Server]と選択し、新規サーバーの選択ウィンドウを開く。
このウィンドウの右上の「Download additional server adapters」のリンクを押下すると「Install New Extension」ウィンドウが開くので、「GlassFish Tools」を選択する。
ライセンス確認画面後、ダウンロードしてインストールする旨の確認ダイアログが表示され、インストール後に、Eclipseを再起動する旨のダイアログが表示される。
再起動後、再度「Server」パースペクティブから、右クリックで[新規] -> [Server]と選択し、新規サーバーの選択ウィンドウを開くとGlassFishが選択肢に表示されているので選択する。
「Next >」ボタンを押下するとこのServerの名前とGlassFishをインストールした場所を指定する項目が表示される為、それぞれ入力する。
さらに、「Next >」ボタンを押下するとGlassFishのドメインの場所と管理者のユーザーID、パスワードを指定する項目が表示される。GlassFishをインストールした直後の場合、ドメインの場所は、初期値のままでよく、管理者のユーザーIDは「admin」、パスワードは無しとなっている。
それぞれ入力して、「Finish」ボタンを押下する事で「Server」パースペクティブにGlassFishサーバーが表示される。
GlassFishサーバーを起動する。
「Server」パースペクティブのGlassFishサーバーを選択し、右上のスタートボタンを押下する事で、サーバーが起動する。
新規プロジェクトを作成する。
Java EEプロジェクトを作成する。
プロジェクトエクスプローラーの右クリックから[New] -> [Enterprise Application Project]を選択し、新規プロジェクトのダイアログにプロジェクト名を入力する。
動的Webプロジェクトを追加する。
作成したJavaEEプロジェクトに、動的Webプロジェクトを追加する。
プロジェクトエクスプローラーの右クリックから[New] -> [Dynamic Web Project]を選択し、新規プロジェクトのダイアログにプロジェクト名を入力し、「Add project to an EAR」チェクボックスにチェックを行い、「EAR project name」に上記で作成したJava EEプロジェクトのプロジェクト名を入力する。
RESTアプリの作成
JAX-RSを利用した超簡単なRESTアプリを作成する。
以下のJavaソースを作成する。
Hello.java
MyApp.java
アプリの実行
動的Webプロジェクトを右クリックし、[Run As] -> [Run on Server]を選択する。
実行するサーバーを選択するダイアログが表示されるので、GlassFishサーバーを選択する。
WWWブラウザからアクセスすることで、作成したアプリを動かすことができる。
今回の例では、「http://localhost:8080/SampleWeb/rest/hello」にアクセスすると「Hello.」が表示される。
かなり駆け足での説明となったが、Eclipseでもそれほど労力をかけずに、GlassFishサーバーとの連携を行う事ができた。
参考URL
参考図書
なので、少し古い情報であるOracleの寺田さんのプログの「GlassFishとEclipseの連携方法について」を参考にして、現時点での最新版を利用して環境構築をしてみた。
利用するもの
- Eclipse Kepler(4.3.2) Eclipse IDE for Java EE Developers
- GlassFish Server Open Source Edition 4.0 (Multilingual)
前提
- GlassFish 4.0は、インストール済みである事。
- Eclipseは、インストール済みである事。
手順
1.GlassFish用のJava EEサーバー・アダプタの追加
「Server」パースペクティブを追加する。
Eclipseのメニューより[Window] -> [Open Perspective] -> [Other...]と選択し、パースペクティブ選択ウィンドウを開き、「Java EE (default)」を選択する。
「Server」パースペクティブにGlassFishを追加する。
「Server」パースペクティブから、右クリックで[新規] -> [Server]と選択し、新規サーバーの選択ウィンドウを開く。
このウィンドウの右上の「Download additional server adapters」のリンクを押下すると「Install New Extension」ウィンドウが開くので、「GlassFish Tools」を選択する。
ライセンス確認画面後、ダウンロードしてインストールする旨の確認ダイアログが表示され、インストール後に、Eclipseを再起動する旨のダイアログが表示される。
再起動後、再度「Server」パースペクティブから、右クリックで[新規] -> [Server]と選択し、新規サーバーの選択ウィンドウを開くとGlassFishが選択肢に表示されているので選択する。
「Next >」ボタンを押下するとこのServerの名前とGlassFishをインストールした場所を指定する項目が表示される為、それぞれ入力する。
さらに、「Next >」ボタンを押下するとGlassFishのドメインの場所と管理者のユーザーID、パスワードを指定する項目が表示される。GlassFishをインストールした直後の場合、ドメインの場所は、初期値のままでよく、管理者のユーザーIDは「admin」、パスワードは無しとなっている。
それぞれ入力して、「Finish」ボタンを押下する事で「Server」パースペクティブにGlassFishサーバーが表示される。
GlassFishサーバーを起動する。
「Server」パースペクティブのGlassFishサーバーを選択し、右上のスタートボタンを押下する事で、サーバーが起動する。
2.Java EEプロジェクトの作成
新規プロジェクトを作成する。
Java EEプロジェクトを作成する。
プロジェクトエクスプローラーの右クリックから[New] -> [Enterprise Application Project]を選択し、新規プロジェクトのダイアログにプロジェクト名を入力する。
動的Webプロジェクトを追加する。
作成したJavaEEプロジェクトに、動的Webプロジェクトを追加する。
プロジェクトエクスプローラーの右クリックから[New] -> [Dynamic Web Project]を選択し、新規プロジェクトのダイアログにプロジェクト名を入力し、「Add project to an EAR」チェクボックスにチェックを行い、「EAR project name」に上記で作成したJava EEプロジェクトのプロジェクト名を入力する。
3.サンプルソースの作成及び実行
RESTアプリの作成
JAX-RSを利用した超簡単なRESTアプリを作成する。
以下のJavaソースを作成する。
Hello.java
package sample;
import javax.ws.rs.GET;
import javax.ws.rs.Path;
import javax.ws.rs.Produces;
@Path("hello")
public class Hello {
@GET
@Produces("text/plain")
public String getHello(){
return "Hello.";
}
}
MyApp.java
package sample;
import javax.ws.rs.core.Application;
import javax.ws.rs.ApplicationPath;
@ApplicationPath("/rest")
public class MyApp extends Application {
}
アプリの実行
動的Webプロジェクトを右クリックし、[Run As] -> [Run on Server]を選択する。
実行するサーバーを選択するダイアログが表示されるので、GlassFishサーバーを選択する。
WWWブラウザからアクセスすることで、作成したアプリを動かすことができる。
今回の例では、「http://localhost:8080/SampleWeb/rest/hello」にアクセスすると「Hello.」が表示される。
かなり駆け足での説明となったが、Eclipseでもそれほど労力をかけずに、GlassFishサーバーとの連携を行う事ができた。
参考URL
参考図書
こんばんは。
勉強させていただきます!
by 師子乃 (2018-12-05 20:36)